CATEYE TL-AU330G Blitz Auto

ドイツ CATEYE の TL-AU330G Blitz Auto(以下、Blitz Auto) を取り寄せてみました。

TL-AU330G
http://www.cateye.com/de/products/detail/TL-AU330G/

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公称スペックは以下です。

サイズ:84.0 x 46.0 x 40.0mm
重量:87g (本体・電池のみ)
光源:赤色LED X5
使用電池:単三電池 2本
使用時間:点灯 30時間

ドイツのStVZOという規格(というより法律)に準拠したもので、日本の製品とは違った特徴があります。
この製品は点滅モードがなく、点灯に固定です。
また、自動モードでは振動と暗闇を検知して点灯します。

点灯時間も30時間と長く、日中のトンネル通過から夜間の常時点灯まで自動モードで400kmのブルベにも支障なく使うことができました。

CATEYE TL-LD650 RAPID 5(以下、RAPID 5) との比較を含めて簡単にご紹介します。

重量・動作時間

Blitz Auto に単三エネループプロを入れた状態での実測重量は 105g(本体45g)。
アルカリ乾電池EVOLTAを入れると 95g と比較的公称値に近い重量になります。
(付属していたいかがわしい乾電池はすぐに捨ててしまったのでわかりません)

単四エネループプロを入れた RAPID 5 は 60g(本体35g)なので、少し重めに感じます。

動作時間は公称値で点灯30時間なので、2昼夜くらいはバッテリー交換無しで走ることができます。
RAPID 5 は公称値で点灯15時間のため、重量差は予備電池分の重量を差し引いて考えても良いと思います。

RAPID 5(35g)+ 単四エネループプロ4本(50g) = 85g
Blitz Auto(45g)+ 単三エネループプロ2本(60g) = 105g

サイズ

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Blitz Auto は 84.0 x 46.0 x 40.0mm と、リアライトの中では大柄なサイズになっています。
RAPID 5 が 104.0 x 22.0 x 38.3mm なので、比べると横幅が少し小さく、縦幅が倍になります。

光量・配光

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Blitz Auto(左)の配光は横に広めで、サイドからの視認性は悪くないです。
光量では全く RAPID 5(右) に及ばないですが、視認性は必要十分でした。
また、目線以上の高さへの攻撃性が低い配光をしているようですが、誤差の範囲に感じます。
デメリットとして、水平に取り付けることが前提の形状をしいるため、配光を生かすなら取り付け位置が限られます。

スイッチ・動作

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スイッチ・操作方法も非常にシンプルです。
手動・自動の切り替えスイッチ(左側)と、手動用の電源のオンオフ(右側)スイッチしかありませんので、特に悩むことも説明することもありません。


このように振動をさせながら太陽光を遮断すると自動で点灯します。
振動が止まるか、太陽光を浴びていると4分程度で自動で消灯します。
夜間はどうでもいいのですが、日中のトンネルでの点灯消灯の煩わしさから解放されるのが最大のメリットだと思います。

防水性

防水性はあまり高くないと思います。
標準状態で100㎞~200㎞程度の雨天走行に使っていて、問題は起きていません。
見たところ、電池の手前まで雨水・砂粒が侵入している痕跡があります。
ペラペラのパッキン的なものがついていますが、おまけ程度ではないでしょうか。
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何より驚いたのは日本語の注意書きが同梱されていたことでしょうか。
残念ながら日本人が買うことはまずないと思います。

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