猛暑の真っ只中、体感温度が40℃を上回ることが珍しくなくなってきました。
気分的には氷の入った水を全身に浴び、キンキンに冷えたドリンクをがぶがぶと飲み干したいところです。
ということで気になる自転車用ボトルの保冷性能を比較しました。
体感的に結果(順位)ははっきりしていますが今回はしっかりと温度変化を計測します。
計測
今回計測したのは以下の8種類です。
- THERMOS 真空断熱スポーツボトル 500ml
- ELITE DEBOYO 500ml
- ELITE NANOGELITE 500ml
- ELITE CORSA HYGENE 550ml
- ポーラーボトル 710ml
- CAMELBAK PODIUM 620ml
- CAMELBAK PODIUM BIG CHILL 750ml
- CAMELBAK PODIUM ICE 620ml
場所は京都、最高気温の予報は36℃。
午前9時前にして地面近くの温度は47℃を示しています。
体感的には一応冷たいと感じる20℃の水をバケツいっぱいにつくりました。
(氷が足りずこれより冷たい水を用意できませんでした)
30分置きにボトルを振り、放射温度計で表面温度を測ります。
ちなみに午前10時の時点でアスファルトは52.8℃、写真に写っている砂利が57.8℃、車のボンネットは79.9℃になっていました。
結果
3時間半ほどで計測をやめました。
当然ながら圧倒的にステンレス系が強いです。
自転車用ではないですが比較用にTHERMOSのステンレスボトルを使ってみました。
ELITE DEBOYOがほぼ同じ保冷性能で安定です。
ステンレスボトルは飲み辛い(握れない)ので苦手という方にはELITE NANOGELITEかCAMELBAK PODIUM ICEが次点でほぼ同じ保冷性能となりました。
どちらも柔らかく握りやすいタイプなので飲み口の好みで選べばいいと思います。
一応保冷機能があるらしいものの意味がないと言われまくっているポーラーボトルとCAMELBAK PODIUM BIG CHILLは意味がないとは言わないまでも意味のない保冷性能です。
保冷機能が全くないELITE CORSA HYGENEとCAMELBAK PODIUMは順調に温度が上がり、2時間半で40℃を超えて丁度いい湯加減になりました。