10月1日といえば、天下一品(テン・イチ)の日。
多くの人が仕事も家庭もかなぐり捨てて天下一品に向かうことだろうと思います。
我々もその例に漏れず、有給を取り、家族をほったらかして天下一品へ行ってきました。
独特かつ濃厚で癖になる天下一品のこってりスープもしばらく見たくないくらい堪能しました。
10月1日朝、目指すは勿論総本店。
当日の工程から自走することは諦め、車で橋本(京都)まで移動しました。
平日の8時過ぎだけあって交通量は多く、早めに家を出て正解です。
天気は曇りながらも湿度が高いわけでもなく、サイクリングには絶好の日和です。
サドルバッグは取り替えや中身の入れ替えが面倒でブルベの時のまま。
余計なものがたくさん入っていてただの重量物と化しています。
待ち合わせ場所の八幡にてシマウマ(同僚)と合流。
時間は9時45分、天下一品本店の開店時間は11時、距離は約30km。
しばらく市街地であることを考えると、あまり余裕のある時間ではないので頑張って走ります。
11時15分、天下一品本店に到着。
開店から15分後なのに・・・
ざっと見たところ、30人~40人が列をなしている様子にドン引きの2人。
こんな日でなければ、30分も並んでまで食べたいほど天下一品が好きなわけではないのです。
天下一品本店にてこってりラーメンにんにくマシマシを食す。
あっさりは甘え。・・・本店は初めてだけど、スープが何かツルツルしてる?
無料券をゲット。
途中なにげに川を撮ってみたら派手な電車が写り込んだ。
ラーメン欲が満たされたところで琵琶湖を目指して走っているところです。
天下一品本店から25kmほど進むと琵琶湖大橋が見えてきます。
最上部は無駄に26mもある琵琶湖大橋ですが、琵琶湖が一望できそうでできません(琵琶湖が広すぎて)。
実は今回、琵琶湖に用は全くないので華麗に通過していきます。
さらに10kmほど走ると見えてきました、本日の目的地、天下一品(栗東店)です。
チャーシュー丼に手が出そうになるのをこらえ、こってりラーメンを食します。
チャーシュー丼は甘え。ザラザラした舌触りのいつものスープだ。本店だけ違うのか?
無料券をゲット。
栗東を過ぎると市街地を走ることはなくなり、気持ちの良い田舎道をのんびり進む形になります。
すっかりラーメン欲も満たされ、サイクリングらしくなり、シマウマもご機嫌の様子。
信楽(信楽焼のたぬきで有名なとこ)ですが、立地的には宇治が近いため、美しい茶畑が眼前に広がります。
適度なアップダウンを繰り返しながら栗東から茶畑と、35km程走ると遠目にのぼりが見えてきます。
それは勿論、本日の目的地、天下一品(上朝宮店)です。
・・・残念ながら、次のオープン時間は17時からとのことでラーメンにありつくことができませんでした。
消化されなかった溢れ出るラーメン欲が胃もたれと共に安堵へと変わります。
ところでこのテンイチがまたすごい。
純日本家屋を改装してあって店構えが半端ない。
しばらく美しい天下一品の店構えをお楽しみください。
そのせいで目の前にあったのに通り過ぎ、見つけるのに苦労するはめになったわけですが。
気を取り直して田舎道をさらに35km程、すっかり夜も更けたあたりで、
上朝宮店で満たされなかったラーメン欲をトッピングの煮玉子にぶつけます。
さて、ここまでの走行距離は約135km、天下一品 木津川店はスタート地点から5km程度の距離にあり、本日のゴールとなります。
普通に1年分の天下一品を胃袋に放り込んだように思います。