私は基本的にズボラで装備を小まめに変えることをしないため、ブルべ用・ロングライド用といっても、改めて何か準備することが少ないです。
普段のサイクリングも乗鞍も200kmブルベも600kmブルベも大きな変更を加えずに走っています。
600km走れる装備なら200kmは走れますが、その逆は難しいですから。
いろんな Blog やレビューを見て、安定・定番の装備を揃えてきたつもり(※)でしたが、それでも自分で走る中で不要な物・必要な物があり、やっと落ち着いてきました。
結局のところ、他人の装備はあくまで参考で、とにかく走ってみて試行錯誤するしかないとつくづく思います。
それもひとつの醍醐味ですから。
※ 人柱趣味と言われたことがありますが断固としてNOです。
EXTAR PROTON
自転車そのものの構成や感想を書かないまま、装備紹介になってしまいました。
書きたいなとは今も思ってるんです。
自転車はロングライド用に製作いただいたクロモリのオーダーフレーム。
EXTAR PROTON の DISC ロードです。
乗り始めてから1年半が経ちました。
オーダーさせていただいた天王寺のショップ Movement の 紹介記事はコチラ です。
自転車についての問い合わせは私ではなく Movement へ!!
ホイールは PAX PROJECT で用途を伝えてあとは丸投げして組んでいただいたものです。
ホイールについての問い合わせは私ではなく PAX PROJECT へ!
最近のEXTAR PROTON
前の写真は完成当時のもので、現在はいろいろ変更点があり、1年半の間に試行錯誤を繰り返してきました。ホイールやメインコンポはそのままです。
積載物の中身紹介
私が意識するようになったのは、目的別にパッキングすることと、パッキングした物を1つにまとめないことです。
自転車はちょっとの工夫で積載箇所を増やせるため、小分けにしたものを小分けにしたまま個別に積載できます。バックパッキングの場合は人が背負うので、大きな1つのバッグに上手くパッキングせざるを得ないのですが、自転車でその必要はありません。
必要な時に必要な物だけに直接アクセスできることを理想としています。
① ハンドル周り
REC-MOUNTS とアダプターを使ってサイコン(地図)とライト2灯をマウントしています。
距離やルートに合わせてサイコンは Garmin Edge810 と eTrex30 を、ライトは CATEYE の VOLT300~800 を使い分けています。
VOLT200 や VOLT1200~ を使わないのは、バッテリーの互換性が無いためです。
- REC-MOUNTS Type17 + ダブル用ベースアダプター
- サイコン(地図):Garmin Edge810(または eTrex30 )
- ライト:Cateye VOLT300(または VOLT700,800)×2
ハンドルバッグは非常に便利なのですが、REC-MOUNTS と干渉すること、元々フロントがかなりの重量(油圧ディスク・クロモリフォーク・REC-MOUNTS等)になていることから、前後の重量バランスを取るためにも不採用としました。
② フォークライトマウント
フレームオーダー時にフォークにあらかじめ空けてもらってあるダボ穴にライトマウントを設置しています。
ハブ軸だと低すぎに感じたことと、輪行時に邪魔になることがあったため、この形にしました。
- ライトマウント:Paul Gino
- ベル:Cateye OH-2400(フレックスタイトでライトブラケットと同居)
- ライト:Cateye VOLT300(または VOLT700,800)
ブレーキはディスクブレーキですがキャリパーブレーキ穴の位置にダボ穴を空けてもらっていて、フォーク中心にもライトマウントを追加することができます。
REC-MOUNTS を外すことがあると、ここへライトをマウントします。
③ Oveja Negra フレームバッグ(前)
OVEJA NEGRA Threadworks にオーダーしたこのフレーム専用のフレームバッグです。
写真のとおり、荷室が前後に分割されていて、整理・アクセスがしやすくなるようオーダーしました。
反対側にはメッシュポケットが付いています。最近はほぼゴミ入れです。
前側の中身は以下です。おやつ入れです。
- ブラックサンダー
- ブラックサンダー
- ブラックサンダー
- 以下略
20個くらい入ります。
④ Oveja Negra フレームバッグ(後)
フレームバッグ後側の中身は以下です。だいたい化粧品入れ+αです。
- 皮膚保護クリーム(小分けにしたもの)
- UVリップクリーム
- UVケア・保湿目薬
- 日焼け止め
- 洗顔ペーパー
- 予備電池類
- ワイヤーロック
⑤ ボトル
定番のアレです。以前いろいろ比較してこれに決めました。
反対側のサイドに携帯ポンプが取り付けてあります。
- CAMELBAK PODIUM ICE 620ml
⑥ 輪行袋
輪行袋は定番ですが、輪行袋袋をワンサイズ大きい別のもの(1Lのスタッフバッグ)に変えてあります。
そのため、輪行グッズ一式をこれ1つにまとめることができています。
- 輪行袋:OSTRICH SL-100
- エンド金具:マルト リアエンドプロテクター
- ハーフパンツ(ペラペラの超薄手のやつ)
- 紐各種
- ディスクキャリパー用スペーサー
⑦ ツールボトル
ダウンチューブ下にツールボトルを取り付けています。
フレームにボトルケージ用のダボを空けてもらってあります。
中身は以下です。
- 予備チューブ ×2
- パンク修理パッチ
- タイヤレバー
- ガムテープの切れ端
- ミッシングリンク
- 携帯工具(六角各種・チェーン切り)
⑧ サドル・リアライト
定番のアレですが、サドルとの親和性が高いので紹介。
振動で吹っ飛びやすいので輪ゴムで補強してあります。
ちなみに RAPID 3 はライト部分が吹っ飛ぶので、残るのはただの電池ケースです。
自動点灯のリアライトは日中のトンネルで真価を発揮します。
- サドル:Selle Anatomica
- リアライト:Cateye RAPID 3 AUTO(TL-AU630)
Selle Anatomica は優秀ですが非常に重く、賞味期限も短いため、自転車に乗らなかった期間が長いときに乗り慣れるまでの期間をしのぐ用途にしていることが多いです。
いろいろ試さんでも最初から(完成者に付いてた) fi’zi:k ALIANTE GAMMA で良かったんや… というオチでした。
⑨ シートポストスタッフバッグ
重量やら剛性やら振動吸収やらについてはさっぱりわからない鈍感な私でも、サドルバッグに荷物を詰めたときにお尻がブンブン振り回されるのはストレスでした。
そこで冒頭のパッキングの話にも繋がるのですが、要するに大型サドルバッグを辞めました。
入れたい物や走行シーンに合わせたスタッフバッグを直接マウントできるよう、ボトルケージアダプタを流用してシートポストにしっかりと固定しました。
容量が足りなければ多少はスタッフバッグのサイズを上げても問題ありませんし、中身が空になっても安定性を失ったりしませんので大変都合が良いです。
- シートポストマウンタ:airbone ZT-619
- ボトルケージマウンタ:King Cage Manything Cage
この構成のマウンタだとスタッフバッグを合わせても 100g 程度と、中~大サイズのサドルバッグに対して重量的なアドバンテージも高いです。
マウンタについてはいただいた質問をTwitterに上げているので見て貰えると嬉しいです。
中身は以下です。現状中身は雨対策グッズのみです。
- レインウェア上下
- シューズカバー
- 防水手袋(というかテムレス)
- シューズカバー
- サドルカバー(今は革サドルなので)
⑩ リアライト
定番のアレです。
- Cateye RAPID 5(TL-LD650)
実はリアライトの予備電池は電池ケースを兼ねてリアライトごと持っています。
時間が経ったら(電池が切れる前に)リアライトごと交換します。
それほど重くもなく嵩張りもせず、リアライト故障の予備にもなり、交換が一瞬でできておすすめです。
⓪ ついでにポケットの中身
ジャージのポケットは出し入れが多い物を最低限にしつつ、1ポケットに1つの物しか入れません。
出し入れするときに引っかかって吹っ飛ぶことが多いです。
- 右:スマホ
- 真ん中:ポーチ(現金・カード・ティッシュ・胃薬等)
- 左:タオルハンカチ
ブルベのときはハンカチをフレームバッグに押し込んでブルベカードを入れていることもあります。
出し入れが多い物に補給食がありますが、入る量が少ないですし、溶ける物もあるのでポケットには入れません。
その他
何か思い出したことがあれば追記します。